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2021年 11月 1日 私の一冊
こんにちは。早稲田大学文学部2年の中島です!
急に寒くなって冬の様相を呈してきましたが、
秋です。読書の秋ですね。
そこで今日は私の愛読書についてお話ししたいと思います。
私の一冊は
「我もまたアルカディアにあり」
(江波光則著、早川書房 2015.6.24)
です。
内容ですが、ざっくり言うと
「働かなくても良い世界であなたはどう生きるか」
を問う作品となっています。
多くの人は働く上でのキャリア形成の
第一歩として大学に入学し、
その後、金を稼ぐため好む好まざるとに関係なく
40年近くの長い時間をそのために費やすわけですね。
そんな前提のない世界でのお話です。
ディストピアのも風のSFテイストですが、
オムニバス形式となっており読みやすいです。
将来について多少なりとも考えることになる
大学受験を控えた方にぜひ読んでほしい一冊です。