私が紹介する本~なんとなく、クリスタル~ | 東進ハイスクール市ヶ谷校|東京都

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2014年 7月 29日 私が紹介する本~なんとなく、クリスタル~

皆さんこんにちは!

栗間です。

ブログお久しぶりの登場です。

 

先週はテスト週間で、教場レポートなど終わらせてきました!

まだ中国語のテストが残されているので勉強に励んでおります。

 

 

さぁ、一連のテーマである「本の紹介」。

私は「なんとなく、クリスタル」という本を挙げたいと思います。

この本について、私は学校の必修の授業でレポート・プレゼンをしました。

 

ここで、文学部系の人が一つの本についてどのようにアプローチしていくか

という視点も交えて

紹介したいと思います。

 

形体としては右側に小説、左側に丸1ページ注釈が書いてあります。

とっても珍しいですよね!

 

著書は1980年代の日本を描いています。

私がこれを読み、「文化」に注目して気になったことがあります。

 

ー三十代になった時、シャネルのスーツが似合う雰囲気をもった女性になりたいー

ー野菜や肉を買うなら、青山の紀ノ国屋がいいし、魚だったら広尾の明治屋か、少し遠くても築地まで行ってしまう。ー

 

登場人物たちが極度にこだわりのある服のブランド名・食べ物・地名。

これは時代背景を踏襲しているのではないかと考えたのです。

 

70年代の世間の主たるテーマは「生産」であり、

過ぎたる80年代は「消費」へと変わりました。

 

この消費文化に人々は娯楽へ転じていきました。

例えば衣服に関しては海外のブランド流入が盛んになりました。

この流れが、人々を何かしらブランドものを身につけないといけない

「身にまとい持ち合わせている財産=自分の価値」

というような考え方に人々を染めたのです。

 

日々を「なんとなく」過ごすので悩むことすらない当時の若者が描かれており、

ひとつの時代の、洗練しているかに見えながらもある種退廃した文化を知ることができました。

 

皆さんは何気なく小説を読んでしまうかもしれませんが、

ある一つのことを頭に置きながら読み進めていくと

今まで気づかなかった発見ができたり、知識を得ることができます。

大学ではこのような読みにアプローチし、研究をする場なのです。

 

本の紹介であるとともに、大学でできることの紹介を終えたいと思います!

今日も読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

MVPです!

 

 

 

栗間

 

 

 


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