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2025年 1月 7日 「理」と「工」
みなさんこんにちは!担任助手の天野瑠人です!
本日は、私の専攻でもある「科学」の話題です。
皆さんは、工学部の応用化学科と理学部の化学科の違いをご存知でしょうか?
どちらもフラスコを片手に白衣を纏って実験をしているイメージがあると思います。
実際その通りで、基本的な部分は同じです。
違いがあるのは、これらの学問が目指している根本にあります。
まず理学。理(ことわり)を探求する学部です。つまり、この自然現象の原因要因を探って、神様が作った自然の法則を解き明かすのが理学部化学科の仕事です。
次に工学。工(たくみ)の学問と読み取れるように、こちらは理が解き明かされた自然現象を用いて、人類の幸福を創生することが仕事になります。
理学が「なぜ?」を解き明かし、工学がそれらを「人間が使えるようにする」のです。
以上が大まかな理と工の違いでした!
ぜひ進路決定の参考になさってください!